快居

aug.19th 2002

トリック

凝ったつくりで前評判が高く注目集めていた「探偵濱マイク」。初回の視聴率は16%を超えたいたものの目減りして6%まで落ち込む。リアルタイムの放送は視聴率が低く再放送から人気の出る番組というものあるのでこれから再び伝説になるかもしれないけれど、なまじ期待が高かっただけにどうなるのか。受付譲や景品交換所の配役も嵌っているというのか収まっていて違和感がないのが計算違いなのかもしれない

☆整理したくなる?☆

オープニングからのあのなんというのかブルージーなムードがかえって技とらしく感じられたように思う。演出くさいというのか。古の「傷だらけの天使」の場合狙ったというよりそのまんな普通にカッコ良かったんですね。小物は−ようするにあの程度だったんですよ、最新でも。

マイク・ハマーの関連で言えばやはりバスティッシの 俺がハマーだ! の馬鹿馬鹿しさが今でも煌いているような気がする。あ、でも今回の濱マイク、初回になぁんとシャーロック・ホームズの「赤髪連盟」を使っていましたね。数年前にあの話しを現在に置きかえるとどうなるのかななんて考えたことがあったのでその点では嬉しかった。うん、でも今はこのトリックは使い物にはならないということだけはわかりました(^^;

パロディということなら寧ろコサキンのヒローのこの人の新作の方が期待できるかも?!
私立探偵マイク晴郎〜俺にまかせろ!〜 : リンク切れちゃいましたね(aug.25)

それはともかくあの濱マイクの雑然としたオフィス、あれだけのスペースがあるなら、あそこをああしてこちらを直せばかなり広くて快適な空間になるような、なんだかリフォームしたくなって来ませんか?

★ダウンサイジング★

日本では前評判だけで結局人気の出なかったドラマとしては「マイアミ・バイス」もありましたね。オープニングでアーキテクト作の「アトランティス」の威容が映し出されていました。ところであの「アトランティス」はファサードがカーテン・ウォールのように見えますが、実は規格品のサッシュを使っているとのこと。間のブラスにはアルミのカバーを付けてカーテン・ウォールに見せている。そのためコストは通常のカーテン・ウォールの半分でできたという。ちょっとしたトリックですね。でも、これってなんだか最近のカラーボックスと天板を組み合わせたカウンターキッチンみたいな感じしませんか?思いっきりダウンサイジングだけど。

あの組み合わせを助けているのは電気ドリルの普及ですね。値段も高かったし充電には時間がかかるしスタイルも厳ついものでした。5年位前に松下が女性向の電ドリを発売したこ時にはちょっと意外な気もしましたが、フォーカスはあっていたんですね。ただ結局買うとすればパワーの大きい方が欲しくなる。いくら何でもという板を強引に締めあげられますから。

★リフォームドラマ★

それにしてもこれだけリフォームが視聴率とれることがわかってくると細かいアイディアを合体させたリフォームドラマがつくられるような気がしませんか?いや、もう作られているのかな。以前には廃船をリフォームしてヨットハウスにするといったドラマもあったんですけど、いよいよ普通に「えぇ、こんなところに床下収納が!」やら「壁に見えるのに実は扉か!」なんて・・・・。 それじゃ「トリック3」じゃないか(^^;

〔快住居士〕

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