快居

sep.30th 2002

壁紙選び

壁紙を選ぼうとするときまずはカタログサンプル帳を当たります。かなり大掛かりな壁紙カタログを開いてお気に入りを捜すわけです。といってもリフォームで壁紙を張り替えるなんて時には量販店やインテリアショップで閲覧するわけです。暇なお店だと何冊かのカタログを並べて見比べることもできますが、なにせ暇な(^^;店です、カタログも揃っていないこともあり得るわけです。一応あのカタログには値段も付いていて(買ったことはありませんけど)大体一万円という設定がされています。このカタログを無償で提供されるショップはそれなりの販売量があるとかある程度の閲覧する人がいる−そのお店で売れていなくても注文に結びつく−ようなところですから。

カタログサンプル帳

取り敢えず壁紙カタログにたどり着くとその量に圧倒されます。ともかくまず重い。これが何冊もあるのですからちょっと混乱する人もいます。自分の好きな壁紙を選ぼうという意欲がちょっと揺らぎます。それにそうそう落ちいて選べるかどうかも不安です。大体垂直な壁に貼るものを水平にして捜すのですから。

ところで実際選択できる種類は思いのほか限られています。カタログはそれこそ建造物のあらゆる施設に対応できるように構成されています。また何冊ものカタログを見ると思いのほか似た−ほとんど同じような−ものが多いことも気づきます。売れ筋−無難な白からクリーム系の壁紙のバリエーションはかなりのボリュームを締めています。

ひとつのカタログを見て大体の希望を絞ることが出来ればあとはヴェリエーションを捜すためにほかのカタログを見ればまあおおよその目的地にはたどり着けます。

といっても大変なのはやはり希望を絞ることでしょう。カタログの小さな紙片から壁全体を想像するのはなかなか大変な−経験がなければ−作業です。こればっかりは近道はなく、日ごろから例えば好きなお店などの壁紙を良く見ておくといったことでイメージを体積して行くしかありません

ショールーム

ここで役に立つのがショールームです。実際に行くとわかりますがあまり利用者は多くありません。しかも中にいるのはインテリア・コーディネーターや設計士に付き添われた人などのいわゆる専門家や関係者。といって別に気がねすることはありません。カタログはゆったりと見ることが出来ますし、壁紙も大きな見本を見ることが出来ます。展示の仕方は各社各様ですがパネルに張ってあるもの、ケースに収納してあるものなど様様。小さな紙片に比べればかなり仕上がりを想像しやすくなります。またトイレへの廊下などにもそのメーカーの壁紙が使われていることが多くこういうところも実際の仕上がりを確認する材料になります。希望すれば尺角(30X30cm)程度の生地見本も貰えます。その際住所氏名は書くのですが、インテリアコーディネーター他名刺を添付してくるような人を除けばまず新柄のお知らせなんて送ってくれることはありません。ということは・・・・(これは他の展示会などでも良くありますが業種違いでも名刺を添付してくればダイレクト・メール等は送られてきますが、個人ユーザーだと反応は鈍かったり・・・・)

東京近郊なら

まずは新宿のリビング・デザイン・センター OZONEの7階情報バンクです。各メーカーのカタログはもとよりドアノブなどの金物の実物、インテリア、設計などの雑誌のバックナンバーを始めとする書籍が自由に閲覧できるスペースがあります。OZONEの中にあるショールームの数は当初よりは減っているのですが、新宿界隈のショールームのマップも貰えます。

〔快住居士〕

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