文月

7月1日

朝からどうも調子が悪い。午後から寒月が来訪。このところまた疼痛がすることを話すと修善寺に行けと言う。数年前の騒動があるからそんなところに行く気にはならないと言うと、いや、修善寺ですよ、あなた。などと続ける。痔には修善寺、修繕 痔ですよ、と詰まらないことを。猫をけしかけて追い返す

7月2日

天候の不順が主な要因であの不作は起こったのだが、実際翌年には暑い夏で豊作であり、新米の季節にはもう騒動は治まった。というより解りきった事だった。2年続けて不作だったら?米が全く無い訳ではなく例え不作でも例年の消費量を考えるとちょっと足りないくらいで納まったはず出し正直1年や2年米が食べられなくたって他にだべるものは幾らでもある。もちろん人生は何時終るか解らないので半年待っていたらもう死んでいると言う人生観の人も多いのかもしれない。−それにしては他の部分は緩くないか?−

こういった狂乱は今に始まった事ではない。しかしバブルの歯止めの利かなさ、たかがおもちゃ程度での価値観の混乱を見ていると狂乱の度合いが強まっているような気がする。なんだかフラワーチュルドレン世代が中心になってから可笑しさの度合いが狂い方が進んでいるんじゃないだろうか?

ふらわーちゅるどれん−1960年代サイケデリックブームのさなか確かにベトナム戦争が本格化していた時期ではあったが、皆が花を愛せば世界は平和になると言いながらマリファナやLSDを使ってご機嫌になっていた連中。皆がラリパッパになっていたら一体誰がマリファナ栽培してくれるのか考えていない連中。実際には高度な軍備を背景にした搾取の経済を謳歌した国にいる連中だけがみるフザケタユートピア。今この連中が例えばヘッジ・ファンドなんて物をやっている。PCの操作一つで貨幣価値を混乱させてあぶく銭を稼いでいる。一生懸命汗水流して大麻を生育しいてるアジアの人たちの生活を一挙に破壊しながら。その一方でDVDにはリージョンコードといった地域別に支配するという仕組を取り入れている。

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