BOOKLET

日本のレコード会社は貸しレコード屋との著作権問題では「文化を壊すな!」なんて威勢のいい啖呵を切ったことがありました。ほんとに「文化」なんて考えているのかなぁとは思ったものですが、なんでも疑ってはいけません。でもねぇ、結局ベストアルバムを買ったものの作詞/作曲の書き方が

作詞:橋本淳 1 3 4 7 9 11/高木飛鳥 2 8
作曲:筒美京平 1 3 4 7 9 11/菊池俊輔 2

というような形なんですよ。また発表時期も編曲者も載っていませんでした。もちろん「こんなもの買うやつはかつてファンだったから構わないだろう」とか、CD出してやるだけでも・・・ということはあるんでしょう。大作だのベストセラーが望めそうなものには大仰な「日本語版ブックレット付き」になっているんですけど。山下達郎氏も嘆かれていましたが、歌謡曲のオールディーズにはほんとに敬意がはらわれていませんねぇ。そんなことから思い付いたロック好きの岡崎友紀ベストアルバムブックレットの試みです

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岡崎友紀オフィシャル・ホーム・ページ : 2002.3.4にオフィシャルのサイトが作られました

CREDIT NOTE
YUKI OKAZAKI TWIN BEST
ALBUMS TELEPLAY

フレンズ

may.3.2003

CSの再放送の所為なのかラジオで「おくさまは18歳」のテーマソングがオンエアされることがあります。「岡崎友紀」という演者で考えると「なんたって18歳」がベストですがことドラマの面白さでは「おくさま」が最高。当たり前に上手かった森川信さんのポーズなど今は見られない物。寺尾さんの体を使った演技といい秋山ゆりさんの妙なフェロモン系の動きなどベースがしっかりしている。この辺りを基準にドラマを見てくると見るものなくなって来たりして(^^;

ところでこのテーマソング、かなりBacharach / David の「I'll never fall in love agin」に拠っている。とくに前半部。サビはかなり違います。ゆったりした感じとメルヘンと歌う歌詞は随分と違う世界でもあるわけです。まあそれでもこの曲はなかなか良い出来だしシングル切れば良いのに。で、どうせ切るなら「なんたって18歳」もカップリングして欲しいな。これに筒美京平・最強の「フレンズ」を加えて欲しい。平山美紀版(Vicotr & Sony)よりも凝ったし掛けは筒美ファン必聴トラックだと思います。ついでに言えばこのアレンジがあの「冗談じゃない"Blow Monkeys "朝」に繋がっていると思うの−のはかなり強引かな。

最初にかなりまとまった形で作ったプックレットも結構耐用年数を過ぎていてアップデートするところありますねぇ。「おくさまは18歳」を扱ったサイトや「松本−石立」に迫ったサイトもあります。嬉しいのは結構デザインがスッキリしているものも(天使はこうして生まれるの)出来ていますね(^^;なんというかこれまでは年齢を感じさせる−というより暮ったい物が多かった。そうでないものは−あんまりなかった(^^;

リンクを辿るうち、スッキリしていて内容的にも面白いと思ったのですが自分のところがリンクされていてちょっと驚いたりしました。

(もっとも年齢的に若い人が作っても野暮ったい物はあります。aiko を扱ったサイトは平均年齢はかなり若いけれど埃っぽいものも結構あります。センスとスキルの問題でしょうね。ただ野暮ったくないものも結構ある。一寸窓が小さいのは残念だけどココロビヨリ(2003.may31で終了(;_;)は好きなデザイン。)

岡崎友紀

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