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YUKI OKAZAKI TWIN BEST

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TELEPLAY

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あねいもうと            1968.4.1--1969.4.4 NHK

NOTE    夕方の連続ドラマ。'70年代までは子供の時間というのがありました。民放でもアニメを中心に放映されていた。しとやかな姉と活発な妹を中心に描いていました。舞台が山奥の発電所というのもこの頃ならでは?制作がNHK大阪のためこのころは大阪女学院中学に通い卒業。

マイホーム’70          1970.1.2--3.27 TBS

おくさまは18歳          1970.9.29--1971.9.28 TBS

NOTE    印象的なCM明けに使われる音楽など天才萩原哲晶(本名:南沢哲晶、1984年没:本来なら萩原作品を網羅的に扱っているリソースにリンクしたいのですが、まだ見つかりません--ないのかな?)が担当。クレージー・キャッツのヒットやアニメソングなど名作も数多い。そしてスキャットやコーラスなどこのドラマのイメージやテンポに大きく貢献していると思う。「おくさまは18歳」をパロディする場合などこの音楽だけでグット雰囲気がでる。
それはさておき寺尾聡の体を使ったコケ型一つ見てもクオリティの高さが分かる。楽しく明るい高校が描かれる。石立鉄男(についても彼と松木ひろし脚本--成功作多数--を扱ったリソースにリンクしたいところですが)のコミカルな演技も多くのファンをつかむ。1970年安保の年ですから、こんな高校があったかなともおもえますがまあメルヘンですから。41話からお嬢様転校生として松坂慶子が登場。ライバル役として好演。これが「なんたって18歳!」へ引き継がれる。何度か再放送されているが、1980年代はじめのころにちょっと盛り上がった時期があった。新しいファンから電話があったとき岡崎友紀は「あれは昔の私なの」と答えたと話していた。これだけのクラシックになれば本来すべての放映回に関するデータベースがあるべきだと思うのですが

なんたって18歳!        1971.10.6--1972.9.26 TBS

NOTE    絶頂期。社長令嬢青木まどかが青山はるかと称して父親の会社のバスガイドになる。この部分を秘密として番組を進める。前作で好演をした松坂慶子をライバルに据える。バスガイドであるからロケーションは豊富。向かうところ敵なしという充実した時期。

だから大好き!          1972.4.1--7.1 NTV

NOTE    南の国から日本にやってきた夢みる王女様がトンでもないこと巻き起こすというドラマ。故沖雅也は当時物静かで可憐なお嬢様のイメージで人気の吉沢京子と組んでいた。そして今回は人気を二分していたハャッチャッキ系の岡崎友紀と組むことになった。土曜日のゴールデン・タイムならではの戦略。しかし30分ドラマ1本あたり週に3--4日掛かると当時コメントされてしていました。と言うことはまさにこの時期は殺人的なスケジュールになる。現在のように複数のストーリーが交差するようなドラマではなく主役がまさに主役としてほとんどの場面に登場する時代ではほとんどドラマに釘付け。蓄積される疲労も相当なものになる。ドラマではTBSのイメージが強いがそれ以外ではNTVとのつながりは深い。「巨泉・前武・ゲバゲバ90分」「本物は誰だ」「紅白歌のベスト10」「カリキュラマシーン」など。

小さな恋の物語          1972.7.8--9.30 NTV

NOTE    当時から人気の高かった「ちいさな恋の物語」のドラマ化。「おくさまは18歳」の舞台を日本に移してのドラマ化に比べるとこちらの場合はちょっと難しかった。もともと読者の思い入れが強い話ですから。

ママはライバル          1972.10.4--1973.9.26 TBS

NOTE    再び舞台を高校に戻して。転校生が父親の再婚相手だった。このことを隠して置こうと言うのがドタバタを引き起こす。2年たって今回の高校は制服はなく私服。雰囲気もグッとリアルになってきました。もとGSの夏夕介が教師役なのは当然としてもワイルドワンズの鳥塚しげきが生徒!役なのはそれだけでギャグでありました。後に東京キッドブラザーズで活躍する純アリスも憎まれ役を好演。

お嫁さんに決めた!       1973.1.13--3.31 JOCX

ラブラブライバル         1973.10.2--1974.3.26 TBS

NOTE    ドタバタは20歳までという岡崎友紀の発言があったのだか、原案に彼女自身の初のエッセイ集に収録されていた手編「明日のスケッチ」を採用することで延命。20歳のOL役を演じる。下宿するのは当時原宿は竹下通りにあった「メロディハウス」の2階。輸入盤を扱っていました。このころの竹下通りはまだ普通の賑わい。なんかのんびりしてしました。ドラマは最後の輝きと言うかドタバタコメディを演じていました。本人自身普段は自分と演じているドタバタ役とのギャップに困惑しているという発言をしていました。

野菊の墓               1974.10 NET(現TVASAHI)

NOTE    文芸スペシャル番組。かなりの好評を得たらしい。普段のドタバタに眉をひそめた層にも好意的に迎えられたこともある。ある意味この成功で役者としての自信を深めたのではないかと思う。しかし物語が地味なのだがそれにもましてこの形で出る岡崎友紀は地味だった。役柄との関係も有るのだが寂しげで華に欠けるようにおもえた。「いつまでも18歳」ではありえないのは事実なのだが、主役を表情豊かに張るのが一番あっていたのでは。このころSAT/6:00-30pmにNTVでSandy Duncanが1970年にアメリカで主演した「すてきなサンディ(Fanny Face,Sandy Duncan Show)」が放映されていました。シュエーション・コメディとしても良くできていたけど、主役のサンディの表情豊かな明るさが格別でした。20代になってもこういうことはできるのになぁと。将来はミュージカルをやりたいと言っていた岡崎友紀のモデルになるのではないかと子供は感じました。で、実際の所とこの後Sandy Duncanさんは「ルーツ」に出たりしてましたが、ミュージカル「ピーター・パン」(日本では榊原郁恵がやっていましたね)が大ヒットしました。その後に「MY ONE AND ONLY」がロング・ランさせ現在(1998)もツアーされているようです。

ニセモノご両親          1974.4.2--8.27 TBS

NOTE    もうないのではと思っていたが、もう一つ作られた。18歳シリーズ最後にして主演も最後になる。ドタバタをこれで切り上げる。4年間も主役を務めるのは大変なこと。勤続疲労も並大抵のことではありません。またこの5月には初の主演ミュージカル「あしながおじさん」も日劇で公演。

天まであがれ          1974.10.5-- NET

遠山の金さん          1975.10.2--1977.9.29 NET




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