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3年前の「タマゴッチ」騒動。インターネット上の掲示板で電話番号公開して後悔した人も多かった?たまにはあんなこともないと詰まらない?まあ子供たち、小学生が欲しがるのは仕方ない。学校と言うヘンテコナ環境はともかく仲間はずれを作りたくてウズウズしているわけだし。しかし意外だったのは親達も狂乱していた事。まあ実数はそんなに多くはなかったのもかもしれない。しかしたかがあんなおもちゃに数万円も子供の為に出すなんて?価値観を教えるつもりがないのでは?そんな疑問も湧いてきた。
それに先立つ事数年前の米騒動。あれも兆変な話だった。不作だと知ると急に米が食べたくなる連中が増えた。まあないと解ればちょっと欲しくなると言う心情は分かるけどそれと実際に食べると言う事とは別だ。もう何年ものあいだ昼飯にはパスタだ、ピザだ、饂飩蕎麦、バーガーと食べてきた連中がこぞってご飯を食べたいと言い出す。その様異常な生殖器を持った性欲異常のパレード見たいな様だった。そして緊急に外米を輸入すれば、やれ汚いだの味がどうのだのとまともな味覚でも持っているかのごとく振る舞う様、お笑い草だった。もっとも買いだめして処分に困る人はもともとピエロ的性格の人なので社会にはいないと困るけどね。しかし備蓄米がどうのこうのと言うものまで出て頭おかしいのではないと思えた。いやだって古米だの古古米だの古古古米なんて食べたくもない。だからそんなもの備蓄する必要はないと結論を出したはずだ。(これは当然だろうね。多くの人は古米くらいは合ったかもしれないけど古古米なんて長い歴史のなかで食べた事なんて無かった。悠久の中で備蓄できるだけの米が作れるようになったのはほんの数十年のことだろうから。)この刹那的部分で政府をなじる連中は流石に馬鹿じゃないかと思った。
天候の不順が主な要因であの不作は起こったのだが、実際翌年には暑い夏で豊作であり、新米の季節にはもう騒動は治まった。というより解りきった事だった。2年続けて不作だったら?米が全く無い訳ではなく例え不作でも例年の消費量を考えるとちょっと足りないくらいで納まったはず出し正直1年や2年米が食べられなくたって他にだべるものは幾らでもある。もちろん人生は何時終るか解らないので半年待っていたらもう死んでいると言う人生観の人も多いのかもしれない。−それにしては他の部分は緩くないか?−
こういった狂乱は今に始まった事ではない。しかしバブルの歯止めの利かなさ、たかがおもちゃ程度での価値観の混乱を見ていると狂乱の度合いが強まっているような気がする。なんだかフラワーチュルドレン世代が中心になってから可笑しさの度合いが狂い方が進んでいるんじゃないだろうか?
ふらわーちゅるどれん−1960年代サイケデリックブームのさなか確かにベトナム戦争が本格化していた時期ではあったが、皆が花を愛せば世界は平和になると言いながらマリファナやLSDを使ってご機嫌になっていた連中。皆がラリパッパになっていたら一体誰がマリファナ栽培してくれるのか考えていない連中。実際には高度な軍備を背景にした搾取の経済を謳歌した国にいる連中だけがみるフザケタユートピア。今この連中が例えばヘッジ・ファンドなんて物をやっている。PCの操作一つで貨幣価値を混乱させてあぶく銭を稼いでいる。一生懸命汗水流して大麻を生育しいてるアジアの人たちの生活を一挙に破壊しながら。その一方でDVDにはリージョンコードといった地域別に支配するという仕組を取り入れている。