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番号制

恐い番号制

個人の守られぬ国日本では大抵の契約で不利益は個人の損ということになっている。
個人情報はあくまでデータの分析のみに使用するなんて言葉はほとんど合いの手代わりで何の義務も無ければ漏らして儲けてもほとんど罰則もない。こうなると自然の利としてデータを売って儲けてやろうとするだろう。そのため現在ではデータ作成と称して様々ところで個人情報を売っている。公共団体でも小遣い稼ぎに垂れ流している人はいるのではないか。結局法律を強化して漏らした人間を原子力発電所の核廃棄物の処理をに当たらせたりして役に立てるしかないだろう。
ほんとのところ恐いのはデータが一個所に集積すること。日本の場合は危険を分散したりしないので統括させて全部まとめておいたりする。一部の保守や国粋主義者がある種の全体主義を望んでいるらしいので反政府的傾向などを行く行くは把握しておきたいなんて考えているらしい。まあ、そんな夢を見るのは自由だが、こういうシステムは反対勢力にも都合が良い。
なぜだか知らないけど国内を押さえておけば結構、それで良いなんて考えがちなのがこの夢見る人たちの傾向。なぁんかやっぱり島国。こういうシステムは実際のところ他国の攻撃に弱い。もともと国防もあんまり真剣に考えていない国民性も有るがこの手の情報にもセキュリティ意識が低い。
戦争慣れしている国家群が番号制の導入に逡巡しているのは盗まれる危険を勘案しているのであろう。全体主義に都合の良いシステムは盗む方にも嬉しい機能が充実。実施されたらコンピューターが他国からハッキングされる恐れはないのだろうか。なんかこう楽天的な人が多いらしく、先の大戦でも自分達の暗号はまったく解読されていないなんて考えていたらしい。日本語は難しいなんて勝手に思い込んでね。

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