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- jan 07 / 2003
シビレル03.15
元アイドル02.17
インパクト02.16
アルハンブラ宮殿202.09
アルハンブラ宮殿02.04
Space Lab02.03
前褌01.23
ほんの少し気になっていたCM01.22
力技01.17
京都迷宮案内01.17
おしえてくん01.10
FSX01.09
全取替01.09
ミキティ、モー娘。へ01.07
FA01.07

公傷制度の廃止?

なんだか縮み思考ですねぇ。怪我をしても公傷制度があるから安易に休場する力士が多くて土俵が盛り上がらないという。話をゴッチャにしているというのか先に進まない日本流のやり方です

なんていう理由が考えられます。八百長に関しては実際色々な手を打っていて翌日の番付発表を遅らせて事前の交渉を封じたり東西の仕切り壁をしっかりしたものにするといった手段を講じてきたわけです。土俵のサイズ変更はかなり有効な(前例はある)方法なのですが金が掛かることは確かです。議論も呼ぶかもしれません。しかし平均体重の大きな変化がある以上何等かの対策は必要です。公傷制度を廃止すれば、休んでばかりで、という安易な誰でも出きる批判を交すことは出来ますが、

というような対応策を取ると思うけど。

may.31.2003

この国

山本夏彦さんが 自国のことを「この国」などと他人事のように表現するのかと書かれていました。一方で「この国」という表現が第三者的な視点を持っているという人もいます。

9.11の後、米国の国民向けの演説でパウエル国務長官は「This nation」で呼びかけていました。大統領は「This country」。あの二人は第三者的な視点で話したとも思えないし一方で他人事のように発言していたとも思えませんでした。

may.26.2003

如何なものか

摩擦を避けるためにハッキリと意志を示さずぼかした話しかたに、新丁寧語に違和感を覚える人がいるとの事。馴れじゃないの?「1000円からお預かりします」には反応するらしい。で、この手の批判には社会経験がない若い人間が使うだのと説明がついている。本当かよ?

で、どうやら例の「如何なものか」は平気であるらしい。あれこそなんだかハッキリしない言葉の代表じゃないの?いい年した連中が意味ありげに「如何なのも」なんて言っているけどあれは良いの?

may.25.2003

路地裏

たしかに滅多にないことだから、路地裏に縁台を出すのも一興かなという気がしてきました。といってもなにせ人通りが少ないのだから盛り上がりを期待してはいけません。通りすがりに一寸言葉を交す程度。

で、個人的にはBBSに書くのは随分と時間が掛かる。webに書いた方が速いというのが−修正も楽だし−あったりします。ま、でも縁台ですから

というわけで、取り敢えず縁台を出しておきます。祝!「恋する二人」リリース記念
BBS 路地裏の縁台

may.20.2003

余計なこと

メジャー・リーガーの大家(ピッチャー)がオフに大学に通うという。期待通り、そんな暇ながあるなら野球の練習しろって言い出だした連中がいる。実際問題24時間野球が出来る訳もない−もちろん筋肉は休める時間は必要だしね。そんな暇があるならなんて言っている連中にしても酒席の武勇伝なるものを語っている。酒を飲みに行くかわりに授業を受けたってよさそうだけど、気に入らないらしい。

余計なことは考えるなというのは好きな言葉なんだろう。余計なことを考えず黙々と自分のことだけ考えていろ、というのが保守層の希望だった。で、そうなれば限られた専門家を除けば防衛のことなんて考える人はいなくなる。だから誰かが攻めてくるとか人攫いにくるなんいうのは考えないのが普通。にもかかわらず都合の良い時だけ平和ボケなんて言い出す。

何度も書くけど、仮想敵が攻めてくるといっている新潟や福井を原子力発電所の銀座にしたのは保守を自称する連中。チェルノブイリの事故を見ても地球の自転の関係で被害が大きいのは発電所の東側。

原子力発電所をピンポイントで攻撃すれば核兵器並の効果があるなんて言い出す連中がいる。アルカイダだって遠慮したのに(^^;かなり杜撰なつくりの発電所を破壊した場合、被害は相当大きい。特に東に位置する側では。その辺よく考えないと天に唾することになる。

国民を守るのではなく国家を守る。国家を守ってくれるなら大方の国民にとっては利がある。不信感があるのは例えば薬害エイズをみても国民はもとより国家も守ってはいないこと。極一部集団の利益を丸で国家の利益のように装う連中がいる。

may.16.2003

甲子炎は濡れ衣?

アサヒ新聞が一面に『電力消費、夏場日中のピークに家庭消費は実は「谷底」』 という記事が掲載されていました。勘所が甲子園になっているところが面白い(^^;

元の資料は生協の生協総研報告 『家庭でのエネルギー消費を考える』 のようです。まだ元資料を見てはいないのですが論点は甲子園ではないようです。って当たり前か。 3月に生活協同組合研究にレポートが発表された頃にはエコ関連でいろいろ取り上げられていたようですね。

停電を根拠に夏の甲子園を考え直せという話しは出来ないようです(^^;

may.05.2003

奇妙な論理―復刊

マーティン・ガードナーの『奇妙な論理』がハヤカワ文庫で復活しています。社会思想社がなくなったため絶版になっていました。もともとは幾つかの章を省いた形で訳されたものを好評につきということで文庫化の際省いた章の幾つかを続編(2)として出されたものです。今回はそれをそのまま−つまり章立ても再構成されず−の形で復刊。うーむ。古典として参照されるだけに変に幻の名著扱いされるよりはマシかもしれません。訳も必ずしも読みやすいとは言えず別役”剣士”を呼びたくなるところもあるのですが(^^;。

町の妙な人が変なことを言ってもあまり相手にされない。例えば小さな妖精を見たと話している人がいても。厄介なのは科学者が信じる妙な論理。トーマス・エディスン(エジソン)は「人間の脳のなかに彼が小人と呼ぶ顕微鏡でも見えないほど小さな知能ある生物が数百万住んでいる」と信じていた。

演繹的推理を用いるシャーロック・ホームズを産み出したコナン・ドイルもその後半生は心霊術に捧げられている。親交の厚かった奇術王フーディーニは箱抜けの奇術は決してからだを火物質化するのではないと説明しても聞き入れてもらえなかった。ドイルはワトソン博士と同じく医師である

ちなみにドイルはマラソン史上にも名を残している。1908年の(何の因果か−諸説ある−たまたま42.195kmのマラソンが最初に開かれた)ロンドン・オリンピックで役員をしていた彼はゴール前息も絶え絶えに見えるランナー・ピエトリの腕を取りトップでゴールインさせてしまった。無論ランナーは失格となってしまった。

といってもこの二人についてはちょっとしたエピソードであって本筋は遥かに周到な、そして変な説が多数集められている。「人種差別の『科学的』基礎」では反ユダヤ思想からアメリカの人種差別まで様様な説を取り上げられている。その中で「ニグロ」について心はあっても魂はない、という説も取り上げられている。彼らの音楽が soul を名乗る一旦になっているような気がする。

apr.30.2003

CIA の弱体化

米国がヴェトナム戦争を企画した大きな理論的な柱がドミノ理論。ひとつの国が共産化した場合ドミノのようにバタバタと共産化していくという随分と嘗めた、いかにも白人が考えそうな理論。実際のところこの理論は当てはまらずアジアの各国がドミノのように共産化することはありませんでした。といっても米国がこのことを知らなかったわけではなく当時のCIAは現地情報としてドミノ化は起らないと報告しています。結局分析されたのかは−されなかったのかはわからないものの、ドミノ理論は肯定されそのまま戦闘状態に入る。反戦運動が高まる頃に様様な情報が公開され−ドミノ理論が否定されていたことも−米国は正義の使者としての面目が保てなくなりました。和平交渉は暫定的に武力を縮小していく。国のメンツと莫大な予算の割に上がるぬ成果。

まあでも末期はあっけないほどの背走で幕を閉じちゃいましたね。軍にとっても義はない援軍はない、では無駄な戦闘を避けた。解放軍が来るというだけで撤退してゆく。最後は米軍協力者を置き去りに大使がヘリコプターで逃げ去る。むろんのことその解放軍だってホントの解放をもたらしはしませんでしたけどね

今回はサダム・フセインの独裁は国民にも近隣諸国にも好まれていない。特に近隣のイスラム国家は苦々しく感じていたようだ。今回上手く行けば米国とフセインのともに傷つけばありがたいとも。で、今回も事前のレポートでは市街戦になり長期化するということだったのですが、外れていました。

イランのホメイニ革命の頃からCIAの調査能力は落ちているように見えましたね。フセインの居所に付いては実際のところ、どの程度重要と考えていたのかはわかりませんが、情報収集、分析に付いては能力が落ちているようですね。

米国は平和の使者気取りダネ。スーパーマンのバックに星条旗をたなびかせ「Justice! That's american way!」とのたまう国民性そのまま。ヴェトナムの北軍ミタイニ解放軍としてイラクに入り、民衆から自由の使者として歓迎され一挙にバクダットを包囲して、公邸からヘリコプターでフセインが亡命する姿を思い描いてたかんじ。

目的は戦争したかった、って事でしょう。様様な特典がついてくるから。兵器は作ったら実戦で試したいもの。明日の100万より今日の50万と刻苦勉励、一心不乱、寝る暇も惜しんで開発に努めた効率良く一度に一人でも多くの人間を処置する為の兵器を使わずにいれば開発者達の志気も上がらないわけですし。

戦後復興支援なんてやることある?マッチポンプの米英におまかせ。どうせ旨い所は全部一人占めですゼ、連中。日本は支援する資金があるなら空母や戦闘機を造って侵略に備えた方がイイヨ。

3月ウサギ?ズイブンと過激な。

apr.12.2003

シビレル

気分が高揚する場面、実際に鳥肌がたつようなところがある。スポーツを見ていて勝利の瞬間よりひとつのプレーに、その立ち振る舞い、挙動に興奮することがあります。結果云云より行為が行われているその時が大切だと思える時が。

日時は覚えていませんが1980年代、とこれまた大雑把。ジャイアンツの篠塚選手が内角高めの球を状態を反らしながらコンパクトに速いスィングでライトスタンドに叩きこんだ−という表現が嵌る−シーンには鳥肌がたちました。当日のプロ野球ニュースでは解説を務めた西本幸雄さんが「痺れますね」とこのシーンを評していました。

ところで週刊誌の記事では内角を打つ旨みを知って狙うようになった、と表現されました。もともと上手いバットコントロールで外角低めをレフトに流す打ち方を封じるために内角高めに投じられたものです。この対応として速いスィングでライトに狙ったにも関わらず。まあ週刊誌ならそれでも構わないのですが、プロ野球の経験者が担当する解説者もこの説を受け売りし始めたのは白けました。横並びで解説することはないのに。経験者といってもたいしたことはないなと、思いましたね

最近ではもっぱらイチローがこの形でホームランを打つことがあります。あのシェイプには惚れ惚れします。

mar.15.2003

元アイドル

2001年の春頃、寝つけないためちょっとラジオをつけると元アイドルの方が歌うという。公録らしく−といっても小人数−で歌をプレゼントなどといっていた。どれくらい今でも歌えるんだろうという興味でちょっと聞いていました。1曲目はかつてのヒット曲。まあそこそこ、と思っていると出だしこそ普通でしたが、5小節あたり以降からは信じられない歌唱法。アーサ・ヤノフもびっくりというのか搾り出すような咆哮のようなもの。音程とかピッチというような問題では全くなく気味の悪い歌い方でなんというか「狐が憑いた」ような状態。クラブの中継ならかなりの新機軸として評価されるかな。これを弱小AM局とはいえ放送するのも凄いもんだと思っていると続けて2曲目。これがMisia の Everything。

普通の歌手ならやらない(^^;歌唱力があっても嫌味に聞こえるし、この時点では思い出の曲というわけでもないし。これまたほんとに狼が吼えるような歌唱法。ある種の抑制が外れた状態。これを生で聴かされた方も結構大変だったのではないかと思う。ただ喋る声は普通で、如何でしたといっていたので、なんとも不思議な気がした。あれから姿を見ていない

feb.18.2003

インパクト

CM NOW の読者投票のCM大賞、緑水ですね。宮崎あおいがワン・ツー・フィニッシュ。ウーム。なんとなくそんなものかと思いつつも「メイクー・ユー・キラキラ」なんて書いたしなぁ。2位は1位に引き上げられたのかな。クノールはティストが違っていてまあほんとに普通の高校生(可愛い子と付け加えておきます)。それほど広い世代に引っかかることはないでしょう。

やはり作品賞だな、と思うのはCMの女王というのか本数だけは凄い菊川さんが出ているものは上に来ていません。ほんとに印象に残ってないな(^^;

そいえば伊東美咲嬢も入っていないね。映像的にまあ綺麗というくらいではインパクトないんだな。

feb.16.2003

アルハンブラ宮殿2

まだはっきりした事実関係はわかりませんが、色々なことはあるみたいです(^^;イイカゲンな言い方。そう言えばStarsailorをプロデュースはしていたようです。

山下達郎氏の「サンディ・ソング・ブック」でフィルのプロデュース曲を自粛されていたのですが(といってもまあ事件から日が浅いから)、そうなると Let it Be や Imagine なども同じ憂き目に遭うんでしょうか?Let it Be はアンソロジーのヴァージョンがありますが。

feb.09.2003

アルハンブラ宮殿

フィル・スペクター逮捕。うーん、奇行で知られていましたしスタジオで拳銃持っていたりしてたし。John Lennonの Rock'n'Rollセッション(1975)あたりでも奇怪な行動していたのですが、あれから早幾年。ラモーンズのプロデュースをやってみたりはしていましたが、最近とんと話題はありませんでした。が、ここに来て「Let it be」からフィルの処理を除くなんてことが出てきていました。みんながウンザリして抛って置いたテープを色々処理してアルバムに仕上げたのにね(^^;。

それにしても代表作に「Let it be」が挙げられるとは。ジョンやジョージ(の方が良い)の作品ならまだしもね。「会った途端に一目惚れ」や「Be my Baby」とか幾らでも彼の仕事はあるんだけど

feb.04.2003

Space Lab

宇宙より地上をという声に反応せざるを得なかった。なにせベトナム戦争でますます戦費はかさむ上に市民活動は激しさを増していた時代。月に着陸するまではある種の期待感があったものの、行ってみたら思いのほか詰まらなかった。超伝導物質でもあればまだしも「月の石」もどうも単なる石でしかなかった。加えてソビエトは予算と技術的な問題で有人月着陸を断念。(後年、石だけを採取する無人ロケットを打ち上げている。)ある種の支えであったソビエトとの競争も勝利に終わり−ついでに実は価値がないのではと言う疑念を想起させ、風当たりは強くなる一方。6Nと言われた99.9999%の成功確率はここまで。高い技術をもった職人はレイオフしてしまうし、予算は削られるし。

NASA Columbia (OV-102)

使い捨てだったサターン5型に代わってシャトル・バスとして行き来する経済的な宇宙船として登場。1999年9月からオーバーホールに2年間!掛けて昨年再登場。それから二回目のフライトでバラバラになってしまった。それにしても改めてこのマイルストーンを見ると設計は実は30年前のものなんですね。1960年代の終わりから設計されて、駆体は1975年に完成。古いなァ(^^;再使用することで大幅なコスト削減を考えたものの実のところは予算オーバー。当初の計画の10倍以上が維持とレストアに掛かっているという。何度も次世代シャトル−搭乗人員を増やしたもの−が計画され実験され提案されるものの不採用。予算が大きく掛かるため。もっとも大抵の計画が大型の羽根の生えた蚊やりブタといった態をなしています。

ロシアがソユーズを相変わらず続けていられるのもいろいろ端折っているところがあるとはいえ実は結構低予算で作ることが出来るのも事実。使い捨てのほうがスケールメリットがあるということのようです。

宇宙ステーションにはなんともいえない魅力を感じてはいるのですが建造はなかなか難しくなりますねぇ。

亡くなられた搭乗員7名のご冥福をお祈りします

feb.3.2003

前褌

千代の富士の持ち味と言えばあの強引な投げより、鋭く踏み込んで前褌をしっかり掴んで引き付ける立会いから数秒の攻め。反対にこれが出来ない場合はかなり苦戦を強いられる。

朝青龍も怪我をしてしまいましたね。それほど変な落ち方をしているとは見えなかったけれど、負荷がかかっているんですね。スピードもパワーもいいバランスで充実しているだけに少々地味でも確実に勝利を積み重ねた方がいいと思うけど

jan.23.2003

ほんの少し気になっていたCM

Le petit soldat (小さな兵隊) のポスターがチラッと登場する、カゴメ / リゾット 「チンするだけだけど」編 のCM。なんとなく気になっていたけど(でも10月くらいからずうっとそのまま、程度(^^;)、ちょっと検索。出演しているのは森貴美子さんで、CD (ライラック〜初恋の思い出〜 ふしぎなチカラ/)−も出していると。ついでに、資生堂 ピュア& クリア メーキャップ、なんて言うのもあるのを知りました。

jan.22.2003

力技

朝青龍の強引(^^;な上手投げが賞賛されている。かなり見方が変わったのですねぇ。これはまた強引だなぁと感じる私は丸で先代の玉の海さんのようだわ。

ウルフ・スペシャルとはいえ、千代の富士はあの強引な投げでしばしば脱臼する羽目になっているんですよね。当時と比べても平均体重がかなりあがった現在、力に頼った投げ技は弾みで詰まらない故障を引き起こすことになるような気もします。

それより横綱が近い関取なら15日間戦う体力はなるべく温存して終盤の消耗戦に備えるためにも、あれだけ力の差が大きいなら廻しをとって出し投げ−寄り切りという簡単な勝負を選んでも良いような気がする。まあ面白くはないかもしれないけれど。

とまあ思うのも16日には土俵下で投げを打った手首を気にしたり、17日は回転しながらの投げでバランスを崩したりしているところがあるから。

なんだかご隠居みたいな感想を持ってしまったのだけれど。もっともたまたまここのところ終盤をヴィデオに録っているものの感想にすぎませんので、悪しからず。

jan.17.2003

京都迷宮案内

京都迷宮案内第5シリーズ。フォーマット、というよりフォーメーションの変更は1度あったものの(第2シリーズ)以降ほぼ同じメンバー、配役で続けられている。ただ各キャラクターは設定は同じでも性格付けは多少変化している。野際さんはかなり幅広く変化している(ただ怒鳴るヒステリックなシリーズと貫禄ある記者振りのシリーズなど)。

これだけシリーズが積み重なってくればある程度の成り行きが生まれてきそうですが、相変わらず迷宮展開。前回も美談の裏を暴くのかと思いきや、別に裏に真相があるのではなく、かといって記者の見当違いでもなく微妙にずれたまま、それでも何とはなしに落ちつくところに落ち着く。

16日の第二回目はなにやら医療過誤を思わせながらも実は評判のよい名医ゆえに被害に合うという不条理な事件。一見不条理に見える事件にも条理があると迫る。といってもきっぱりと条理に得心が行くわけでもない。

今シリーズも興味深い

jan.17.2003

おしえてくん

年始の「忠臣蔵」、所々ではありますが見ていました。橋爪さんの吉良が良かった。慇懃というよりはかなり嫌な奴に振れている。あまり立派に見えない。浅野の田舎侍振りが際立たない。

吉良が気に入らなかったのは付け届けがなかったからという説もあるのですが、それはあるんだろうけどそれにしても浅野はなぜあぁも直接に質したのかという疑問が湧いてきます。これ、吉良が立派で該博に見えると尋ねて当然というのか、やはりここはひとつあの方に聞いておくのが理であるような気もします。があの嫌な、さして風采の上がらぬ吉良を見ていると、一々本人に伺いを立てるのは妙にスタンド・プレーに見える。吉良が自分を試されていると感じるのもまた仕方ないように見えるんですね。

浅野が切れる直接の原因たる装束にしても特殊な状況であるわけでなく、確認するのにわざわざ吉良を煩わせることはない。臣下や側近を使って調べることはできるわけです。「子供電話相談室」ではないんだから偉い先生に初歩的な質問をすることもないわけです。

逆にいえば、こういう初歩的な、ある程度の地位にいれば判るような質問をわざわざする場合、一応ご教示を願って、本題は付け届けをして縁をつくるというのが交際術だったように思いますね。もちろん吉良の評判はあまり良くないんですから付き合いたくないという選択肢もあるわけです。

今回の忠臣蔵は浅野おしえてくんの逆切れに見えました

jan.10.2003

FSX

核兵器を持つとか作るとかという話が出て、一時的に議論になっていましたが、空しい話でした。

作れる−技術的ではなく、実際に−わけはありません。大体次期戦闘機だって作れませんでした。USAの介入に全く手も足も出なかった。日本は技術と金だけ出して、受け取れるものは機能限定版のソフトを搭載した亜米利加製の戦闘機。

日本の核施設への査察もドイツと並んで多いって言うのも外からどう見られているのか知るメジャーになるかもしれない。

jan.09.2003

全取替

今でも憲法の話となると改憲派と護憲派という分け方をしている。なにも国家一大事などと言わなくても人間の作ったものが常に黄金律であるわけでもなし、適当に修正していく方が理に適っている。基本的な国の設計図のようなもので計画に無理があるなら修正すれば良い。

USAは、警察予備隊を作る時にまず憲法を修正するが良い、と持ちかけている。方針が変更になるのだからまず憲法を改正するのが国際的な信用を得られると考えたんでしょう。これを日本は蹴っています。議会も与党が3分の2以上を占めていました。結局政府や世論も護憲したわけです。いまだに「押し付け」なんて言い方をするのですが、USAにしてみれば冗談はよしてくれでしょう。

護憲派がどう考えているのかは良くわかりませんが結局拡大解釈を許している。だけど拡大解釈というのは危険物です。出きるだけ限定的な解釈で運用した方が安心できるし予測がしやすい。限定的な解釈の事例を積み重ねた方が安全だと思うんだけど。結果的に今や武力の行使は放棄すると言いつつ、相当広範囲まで部隊を派遣するという、外から見るといざとなったらまた何をするのか判らない不気味な存在になっています。

一方の改憲派はいきなり全取替を考えている。形態が連続している中で全部取り替えますというのも妙な話。入らぬ軋轢を招くという点も考えておいた方がいい。

結局こんなやり方をしていると憲法自体が浮いているというか空証文というのか社会と遊離し続けるだけ。

jan.09.2003

ミキティ、モー娘。へ

なんとミキティがモー娘。に入る。

といってもどうでも良いことだったり(^^;なんかここ数年年頭にモー娘。の認識を新たにすることが多いような気がする。あとここ3年はジョージ・ハリスン。意外といってはなんだけどジョージのアルバムは良かった。もちろんジョージのアルバムとして。だからトビッキリのメロディや印象的なリフやフックがあるわけではないけれど、やわらかなメロディと彼の独特の節回しもトーンのやわらかな声も聞ける。なんとなくこう後ろのほうから段々順位が上がってくるという、そんな感じのアルバムです

jan.07.2003

FA

日本のプロフェッショナル野球はルールはしっかり作らず、何かと言うとジャイアンツの良心(^^ゞとやらに頼る。それも何かと言えば信頼できないといっているジャイアンツに。なんだか実に馬鹿馬鹿しい。オーナー会議やコミッショナーがしっかりとルールを決めれば良いのにそんなことはしない。不審を持っているジャイアンツになんだってそんな期待をするのか不思議だ。オーナー会議の議事録を公開して各オーナーを名指しで批判するのが正攻法で事勿れ主義のオーナーを俎上に上げるのがミーディアの役割だと思う。しかしどう言うわけか問題にされるのは渡辺オーナーだけである。丸でほかのオーナー達は天使みたいである。リーグが盛り上がら無いのはオーナー達の責任で、パリーグの人気が無いのは渡辺オーナーの責任ではない。

ドラフトもなんだか屋上屋のルールで面倒なことこの上ない。ウェーバー方式がベストだとは思わないけれどもっと単純な方法にすれば良い。その上でFAはもっと短縮してよい思う。5年で所属球団から自由になれるようにすれば良い。5年目のシーズン終了後所属球団に1ヶ月くらいの優先交渉権を与えて、以降はフリー。

こうすれば選手は5年後にはどの球団にも異動が可能。これをやると実際には無闇と年俸が上がらない。特別な選手を除けば全体にバランスの取れた状態になる。単年度契約のJ-リーグを見ていると占有権は必ずしも球団にとってプラスばかりではないと思われます。

jan.07.2003

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