Zapple scruffs
this web is maintained by zapple Latest →
next | back number menu | prev
2004 feb -mar
ペースセッター03/06/2004 11:30:42 PM
結局読みやすさは勝つ(^^;02/24/2004 01:00:31 AM
邦楽は文化、だと思っている?02/18/2004 10:20:36 PM
それでblog02/16/2004 09:42:44 PM

ペースセッター

マラソンに限らず中長距離のレースでも一定の距離を同じペースでリードしていく。
漸く日本のマラソンでも存在を公認された。 もっともこれまでも30kあたりで突然先頭のランナーが離脱していたのはペースメーカーのお役目ご苦労様、ということだった。日本の陸連がその方針で公認しないのはともかく報道する側までペースメーカーが不可視のようにアナウンスするのは結構珍妙だった。報道ではなくスポーツバラエティということだったのかもしれないけれど。

晴れて公認された最初のレースは2003年11月の東京国際女子マラソン、になるはずだった。というのもこのレースは日本歴代一位の記録をもつ高橋尚子が走る。しかもどうやらコースレコードのみならずコンディション次第では2時間19分台のタイムも狙うという話も ある。その場合前半下り、後半には大きな登り坂のある東京では中間点までに1時間09分より早めに到達しておく必要がある。ペースセッターにはハーフマラソンを1時間08分でコンスタントに走る力は欲しい−が、それは世界でもトップクラスのランナーでないと勤まらない。そうなるとやはり男子のランナーを走らせるのか?果たして女子の単独レースに男子が走れるのか?

実は2003年のロンドンマラソンでもこのことが論争を生みました。最近のロンドンは男女共催ではあるものの、男女でスタート地点を離し、女子を30分先にスタートさせることで純粋な女子のレースであることをセールスポイントとしていました。それゆえ世界記録も男子のアシストを受けていない1999年東京のの山口衛里であると。それが自国のヒロイン、ポーラ・ラドクリフが素晴らしいタイムを2002年のシカゴで記録し、さて次はとなった時に態度を変えました。ラドクリフはこのレースの目標タイムを2時間15-16分台に置いていました。ペースメーカーは1時間07分で中間点まで走ることになります。となるともはや男子の力を借りるしかないという結論になったようです。当初は記録を公認しないとしていた国際陸連も議論の末男女混合レースの記録は認めている為、男子ランナーがペースメークに徹することを条件(給水を渡すなどのアシストはしない)に公認することになりました。
国際陸連の担当者はそのうちペースメークのロポットを認めろと言い出すぞと混ぜっ返していましたが、多分、早晩、実現するような(^^;

さて実際のところ、高橋選手は走りにくいということからペースメーカーを希望せずその意向を受けて「なし」という選択になりました。東京に関しては記念大会で初の市民(男女)レースも兼ねていたため男子のペースメーカーがコース上を走ることもあったかもしれません。だだ大阪や名古屋は純粋な女子のレース、そうなると。

そうはなりませんでした。東京の結果を受けて選考レースは公平にという理由から大阪以降もペースメーカーは使わないと決まりました。あれ?と思われるかもしれません。もともとは高橋選手の希望をそのまま受け入れただけで、ほかのレースの参加者の意向は反映していません。それでも特に異論が出なかったのは、別な問題−設定タイムを決めることで手のうちを晒さないとならないという問題があるからでしょう。(実際レース前日の監督会議では各陣営の思惑がぶつかり合い設定タイムでかなり駆け引きがあるようです。)もうひとつ、東京の結果から好タイムを狙わなくて良いという結果が出たこともあるでしょう。

大阪はレース前に雪が降るという天候。優勝が条件の大会で互いの牽制でタイムが落ちるところに寒さから序盤のペースを押さえることが重なってしまいました。
各陣営、前に出てペースメーカー代わりにされたら損だ、ということもあったようです。

それにしてもこの天候、レイアウトといったものが違う複数のコースで「公平」にペースメーカーを使うにはどうすれば良いんでしょうね(^^;すべて同じタイムに設定する?いやもしペースメーカーにお構いなしに前に飛び出して速いタイムで優勝したらあとのレースはどうするんでしょう?若しくはペースメーカーだけとっといってしまうとか。

ところで、しばしばペースメーカーはそのまま優勝してしまうことがあります。同じタイムペースで、実のところ自分のリズムで走れるわけですし、そのうえ世界記録を作るためにペースを刻んでいれば・・・・。昨年のペルリンマラソンでは最後はPaul Tergat(2:04:55) に競り負け(Tergat の意地(^^;)、1秒差で2位になったとはいえペースメーカーのSammy Korir も当時の世界最高を記録。(もうひとりのペースメーカー Titus Munji も2:06:15 )
もちろんペースメーカーの請け負い料よりは2位の賞金と世界最高のタイムボーナスのほうがお徳です

03/06/2004 11:30:42 PM

結局読みやすさは勝つ(^^;

数年前のほとんど無意味な噛み合わあっていなかったCSS不要論が嘘のようにblogではCSSがブームのようです。ファサード(^^;を工夫しようにもベースのスタイル・シートが統一されているからですけれど。

もともとのWWW のパーサ(ブラウザ)はアルファベットで書かれた論文でのパーフォマンスが良いように設定されていました。簡単に言うと欧米圏の論文での読みやすいスタイルシートが適用されていたようなものです。1バイトの小文字が中心。自然に行間は生まれます。これに対しては日本語は2バイトの大文字。二文字分の大文字がギッシリ詰まっているわけで読みにくい。だから色々な技が生まれるんですけど、本質的な解決にはならない。まあそれゆえ行間を広めに指定できるCSSは日本のユーザーにとってはフレンドリーだったわけです。にも関わらず(^^;Netscape4.xが対応していない、(とはいっても行間指定をして狂うデザイン的な差異はディスプレイの大きさの画面サイズの違いがある以上気にしても仕方ない)ということで使わないほうが良い、なんてことを言う人もいました。

とまあ硬いことを言ってますが、実際は別に気にもせずかなり楽しみました。only a harrisong はデザインが先にありました。快居は、新しいスタイルを試すために新しいものを書いたり。まあなんといってもCSSがなければAll Time 10なんて作れやしません。一々セル毎にbgcolor なんて指定していられませんて(^^;

ところでCSS2 で予約されている機能で今だブラウザに実装されていないもので「align=":"」があります。なに、それ?と思うかも知れませんが、あなた、これがあると 2:15.27 だの 2:21.47なんていうのをこの「:」を中心に揃えることが出来るんですよ。良いと思いませんか。普通はそんな必要ない?。

02/24/2004 01:00:31 AM

邦楽は文化、だと思っている?

日経 音楽CDの逆輸入、5年間禁止
日本の音楽文化が危ないなんて、言うけどホントニ文化だと思っているのかな(^^; 文化=贅沢品と相変わらず考えているような、そんな気配も濃厚。ホンキで生活に結びついたものだとは考えているとは−メディアも考えていないような。

もともと国内盤の値段が高いから起こった問題。今回は取り敢えず日本制作で配給権をアジアの国提供したアルバムの逆輸入に限定するらしい。日本独自の音楽文化の輸出の為に相手国の国情に合わせて配給権を安く設定している為、というよりは製造費が安く済んでいるからかもしれないが、ともかく香港などで作られているCDは安価に出来るらしい。

1991年頃USA キャピトルからコレクターシリーズというリイッシューものがリリースされました。フォーフレッシュメンやペギーリーや、フランク・シナトラなどなど。音源はリマスターされ、モノラル音源でも驚くほど鮮明な音にリフレッシュされていました。当然ブックレットには曲毎に作詞作曲者名、マスター番号にテイク、リリース日、チャート順位もコンパクトに明記されていました。あの(つまり良い話しばかりでない)キャピトルが出したものなのに(^^;ともかく連中はこれは文化であると考えていたことは確かでしょう。

日本では「文庫本」的なスタイルということで国内の古いといっても1960年代から1980年代あたりを国内盤としては安い1500-1800円のQ盤シリーズとして1990年代に各社でリリースします。。アナログマスターをそのままCD化、ジャケット、歌詞カードは写真製版。LPサイズを小さくしたため文字は潰れ色の再現性は悪く、いかにも安上がりのもの。アルバムそのものについての情報も乏しいものでした。なんというか安く出してやるんだからガタガタ言うんじゃなェよ、という雰囲気が漂うものであります。贅沢品のレコードがこんな価格で買えるんだから嬉しいだろ?え?というべきか。でもそう言えば文庫本に一応解説はついていた 悪しき前例になったのかこの後出てくるベスト盤などもほとんどアルバム情報はないものが多い。例外は監修者がしっかりしている場合だけ。
日本の独自文化なんて言うけど連中はこんな風に扱っているのよ(^^;

一例と言ってはなんだけど例えばUKの
BBC Music
Times Music
常に傍にあるものー ある意味で消費財だから、この手の情報も充実している。国内の一般紙には−小さな囲み記事しかないものね(^^;やっばり必要なものだとは思っていないのさ、贅沢品だから、ゲラゲラ。(まあ発行部数が1桁違うけど、 Times の日曜版なんて分厚くて凄いことになっている−DVDまで付いてたりして。)

02/18/2004 10:20:36 PM

それでblog

取り敢えず覗いて見た方は何が変わったんだと思われるでしょう。というより前回のリニューアルした際にcheer down を blogのような形態に変更していました。レッシグのblogを見てこれも面白そうだ、と思ったもののサーバー借りるのは面倒というありがちな理由で、そのままになっていたわけです。アカウントのあるniftyが今回サービスをはじめて、まあでも決まったデザインではちょっとなぁと思いつつつらつらと見ているとそれなりに出来ることがわかりちょっと試してみました。で、同じデザインかよ(^^;一応出来るか出来ないか試したまでで、これから大胆なチャレンジをする!かどうかはわかりません。

少し真面目な点を上げるとこのウェブログのリンクスタイルに興味がありました。キッカケは大阪国際女子マラソン。Yahoo!のトピックに坂本直子さんのレースデータがリンクされたのですが、その時のデータに対するアクセス数、3日間で5−3−2の大台。それも千でははなく万。シドニーで高橋さんが金メダルを取った時でも千の単位でしたから。カウンターが変更になってリロードに反応してしまうタイプとはいえ、これはちょっと意外な数字。正直その単位で興味を持つ人がいるとは思えない(^^;実際眺めてあれこれ考える人は千の単位でもいるかどうか・・・・。 というわけで少しばかり相互リンクの相乗効果があるというblog湯に浸かりながらどういう具合かちょっと見てみようかと。

02/16/2004 09:42:44 PM

↑ TOP
next | back number menu | prev
cheer down